『1kwh』の価値
(スタッフブログ「2014.02.05」のコラムです。)
現在原発が止まるだの再稼働するだの、それによって電気代が上がるだのネガティブなイメージが先行し、何がどの位上がるとはあまり詳しくは意識されずに不安のみが蓄積されている気がします。これは電気料金が公共料金の様な特性を持っているからこそなんだろうとは思います。
それはさておき、、
そもそも電気料金の根本の単位ってなんぞや、という所をまず説明したいと思います。
1kWh=100V×10A×1時間
電気の知識のある方にとっては当たり前のことですし、つい 1キロ、なんて略してお客様にも説明していた時期がありました。これでは分かりにくいですよね。
これを何回か噛み砕きます。
1kWh= ドライヤーを一時間かけた時の電気の料金
より身近になってきましたし、これから説明する
この1kWhの価値をイメージしやすくなってきたと思います。
自分はまずここをしっかり説明しています。
通常のお宅だとドライヤー、一時間つけっぱなしだと30円くらいですね。
これがオール電化だと、日中は30から37円、朝夕だと25円。
しかし深夜だとなんと12円!
世の中同じ価値の物が7割引になる商品ってありますか?
野菜が夜中7割引で売っても絶対買わないですよね?笑
直ちに健康に被害が出るレベルかもしれません;^_^A
使用する時間帯を工夫する事によって電気料金を下げられるのがオール電化の簡単な仕組みです。
次に太陽光で考えてみましょう。
住宅用太陽光であれば通常の発電した電気を家で使い、余ったものを電力会社が買ってくれます。
ここでも『1キロ』がでて来ますよ?
現在発電した1kwhを売れれば、38円になります。日中太陽の光で発電したものを、日中使っている電気と差し引いて売る事により利益を出すシステムです。
しかし悲しいことに毎年、この売電金額は下がり、1kwhの価値は下がって行きます。しかも使用する電気料金は上がり続け、10年後には倍になるという話もある位です。
うーん…(。-_-。)
いや、これは悲しい事だけではないんです!
売電できる1kwhの価値は下がる一方で、自家消費する1kwhの価値は上がり続けます。
ここが自分の新しいシュミレーションの根本です。
太陽光発電は、『電気を売って儲ける時代』から、
『高い電気代を買わずに自分で発電して使う時代』に変わろうとしています。
それで元がとれる位、逆に言うと電気料金が上がるという事が決定しているんです。
そうなると一層、省エネの家電、蓄電池の必要性が見えてきますが、これはまた次の機会に説明するとして、
ここからは私の予想レベルの話にはなります。
太陽光発電工事を専門にしているベンチャーの様な企業は長く続きません。特に上手い事だけ電話で説明して無責任な工事をする訪販業者はもちろんです。
なぜか?
そんなに簡単な説明で成り立つシステムじゃなくなってきます。
ましてや量販店で売れる商品でもなくなります。
お客様宅にズカズカ上がり込み、厚かましくも家計の光熱費全体を見直す、なんてお節介ができるのは、やはり地域の電気工事店である私達のみだと思います。
太陽光発電の工事は、あまり知識のないベンチャーが儲けられる美味しい商売ではなく、地域電気店がお客様の為に提案できる最大の武器であり、最高の『おもてなし』だと想っております。
本物の商売をしている人にとって、とてもいい時代が来る信じています。
それはさておき、、
そもそも電気料金の根本の単位ってなんぞや、という所をまず説明したいと思います。
1kWh=100V×10A×1時間
電気の知識のある方にとっては当たり前のことですし、つい 1キロ、なんて略してお客様にも説明していた時期がありました。これでは分かりにくいですよね。

1kWh= ドライヤーを一時間かけた時の電気の料金
より身近になってきましたし、これから説明する
この1kWhの価値をイメージしやすくなってきたと思います。
自分はまずここをしっかり説明しています。
通常のお宅だとドライヤー、一時間つけっぱなしだと30円くらいですね。
これがオール電化だと、日中は30から37円、朝夕だと25円。
しかし深夜だとなんと12円!
世の中同じ価値の物が7割引になる商品ってありますか?
野菜が夜中7割引で売っても絶対買わないですよね?笑
直ちに健康に被害が出るレベルかもしれません;^_^A
使用する時間帯を工夫する事によって電気料金を下げられるのがオール電化の簡単な仕組みです。
次に太陽光で考えてみましょう。
住宅用太陽光であれば通常の発電した電気を家で使い、余ったものを電力会社が買ってくれます。
ここでも『1キロ』がでて来ますよ?
現在発電した1kwhを売れれば、38円になります。日中太陽の光で発電したものを、日中使っている電気と差し引いて売る事により利益を出すシステムです。
しかし悲しいことに毎年、この売電金額は下がり、1kwhの価値は下がって行きます。しかも使用する電気料金は上がり続け、10年後には倍になるという話もある位です。
うーん…(。-_-。)
いや、これは悲しい事だけではないんです!
売電できる1kwhの価値は下がる一方で、自家消費する1kwhの価値は上がり続けます。
ここが自分の新しいシュミレーションの根本です。
太陽光発電は、『電気を売って儲ける時代』から、
『高い電気代を買わずに自分で発電して使う時代』に変わろうとしています。
それで元がとれる位、逆に言うと電気料金が上がるという事が決定しているんです。
そうなると一層、省エネの家電、蓄電池の必要性が見えてきますが、これはまた次の機会に説明するとして、
ここからは私の予想レベルの話にはなります。
太陽光発電工事を専門にしているベンチャーの様な企業は長く続きません。特に上手い事だけ電話で説明して無責任な工事をする訪販業者はもちろんです。
なぜか?
そんなに簡単な説明で成り立つシステムじゃなくなってきます。
ましてや量販店で売れる商品でもなくなります。
お客様宅にズカズカ上がり込み、厚かましくも家計の光熱費全体を見直す、なんてお節介ができるのは、やはり地域の電気工事店である私達のみだと思います。
太陽光発電の工事は、あまり知識のないベンチャーが儲けられる美味しい商売ではなく、地域電気店がお客様の為に提案できる最大の武器であり、最高の『おもてなし』だと想っております。
本物の商売をしている人にとって、とてもいい時代が来る信じています。



